『チャイルドケアとは、自然療法と家庭教育を取り入れながら
子育て、生活、家庭や命のケアを育んでいく学習形態です。』
SNSや、インターネットからの様々な情報が溢れている中で、
正解を求めて育児していこうとするのは、とても苦しいことだと思います。
それぞれの家庭で家族構成も住んでいる場所も、仕事も頼れる人が近くにいるかなど
異なる中で、皆が同じ正解を求めることはできないですよね。
その家庭ごとの育児やケアを考えるためにチャイルドケアがあります。
正解を求めるものではなく、自然に触れたり、親子で触れ合ったり言葉を掛け合うことなどを大切にしています。
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ありのままの子どもを見て理解することで、子どもに寄り添った触れ方や言葉かけなどが育まれていきます。
チャイルドケアでは、子育ての不安を少しでも軽減し、ママやパパが自分自身を大切にしながら子どもと健やかな生活
を築くことを提案しています。
『チャイルドケアの7つのコンセプト』
チャイルドケア共育協会ではチャイルドケアを7つのコンセプトに分けて考えています。
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コンセプトその①「子ども(いのち)を取り巻く全ての環境から考える」
子どもの様子をみるときによく分からないことは、「まぁ、そんな時期だから」と思ってしまうことも。
ただ、色んな人や環境の中で生きていることを思うと、その時々で与えられる影響は大きいですよね。
例えば、、
・生活リズムの変化
・イベントの前
・親の不調
・お友達関係
・季節の変化
・物事の受け取り方など
今、どんなことが周囲で起こっているのかどんなことに不安を感じているのかなど
様々な視点を持ってみてみましょうというものです。
子どもだけでなく大人も、職場が変わったり、季節の変わり目などで心も体も影響を受けます。
変化が良い、悪いということではなく、その変化の波にヨイショと乗れるように私たちを取り巻く環境に
興味を持って意識を向けるということが大切ですね。
コンセプトその②「自然療法から生きる力を学ぶ」
チャイルドケアでは、子どものあるがままの状態を知ることを大切にしています。
その状態に合ったバランスがとれるように調えていくことです✨️
そうすることで、変化に柔軟に対応することを考えられるようになります。
私たちの身近にある自然を知り、生活の中に取り入れることで
周囲の環境と波長を合わせながら暮らしていくことが育まれていきます。
コンセプトその③「育児と育自を楽しむ」
新しいいのちが芽生えると親になるのですが、すぐに親の役割が分かって実践できるわけではないですよね。
初めてのお子さんでも2人目でも3人目でもその子の親になるのは初めてですし、
育児の環境も違います。
色々と迷うのはたくさんの愛情と責任を感じているから。
親も兄弟姉妹でも性格が違うので、その子1人1人の子育ての形があります。
子どものことを知って、子どもの成長と共にママやパパも自分自身を見つめながら
家族で成長を喜べたら良いですね✨️
コンセプトその④「五感を高め感性を育む」
目で見たり、耳で聞いたり、触れてみたり、香ってみたり、味わってみたり
私たちは生活の中で、色んな感覚からたくさんの情報を感じ取っています。
ついつい、聞いたものだけで判断したり、目で見たものだけに頼ったり・・・
それが必要なときもあります。
でも、実際に触れてみたり香ってみると違う感情になったり新しい発見があったり
特別に何かプラスするのではなく、普段の生活の中で植物に触れて、香って、鳥や風の音を感じて
季節を意識することで五感が育まれていきます。
親子で色々なことを感じて発見できると良いですね。
コンセプトその⑤「言葉のケアを深める」
「言葉」にはとても大きな力があります。
時には、人を温かい気持ちにしてくれ、ある人の言葉で救われたり
反対にある言葉で傷つけたり、傷つけられたり
伝え方によっては受け取られ方も変わってくるので本当に難しいですよね。
そして、子どもはまだ自分の気持ちを上手く言葉にすることが難しいので
体で表現したり、泣いたりすることで伝えようとしてくれます。
その時々の気持ちに寄り添って、こんな気持ちなのかなと言葉にしてあげることを繰り返していくことで
自分の気持ちを知れたり、伝えたりを経験していきます。
そして、子どもだけでなく親も、今の気持ちや子どもへの想い、これからのことなど
言葉で整理できることは自分の気持ちを知れて安心にもつながります。
講座でも、ママの声をたくさん聴きたいと思っています😊
コンセプトその⑥「ふれあいとタッチを高める」
チャイルドケアの触れ合いは、物理的な施術としての触れ合いではなく、
心に触れる手段としてふれあいとタッチを学びます。
ママやパパが優しく触れることで子どもは愛情を感じます。心地よさや安心を感じると自律神経が整い、成長ホルモン
も高めます。そして、ふれているママやパパもオキシトシンと言われる「愛情ホルモン」が出て親子で幸せいっぱいの
時間となります✨️
声かけや視線を合わせて微笑むことでも心地よさを感じることができます。
そんなふれあいを日々の生活の中で少し取り入れることができるとより親子の絆も深まりますね。
コンセプトその⑦「いのちと生きることを考える」
チャイルドケアでは、生活の中で「いのち」のこと「生きる」ことを考えてみることの大切さを伝えています。
今、生きていること、いのちを大切にすることを
定義づけたりするのではなく、一緒に考えてみることを学習の一つとしています。
自分自身のことも周りの人のことも大切ないのちであることを日々の暮らしの中で考える時間を持つことが大切です。