アロマを勉強したての頃、アロマにブラックペッパー⁈とちょっと意外に思っていました。
ブラックペッパーと言えば、調味料であまりアロマに使うイメージがなかったからです。
でも、実際にアロマで使ってみると他の精油との相性も良く、ちょっと甘すぎるときには、スパイスを足すようにブラックペッパーをブレンドすると、引き締まってバランスのとれた香りになります!
今回は、そんな縁の下の力持ちのようなブラックペッパーをご紹介していきます。
1️⃣植物のこと
ブラックペッパーは、東南アジアやインドなどの熱帯の地域で栽培されています。
つるが長く伸びて、他の植物にも絡みついて成長していきます。
葉っぱは、卵のような形で先が尖っています。
実は、ブドウのように結実して熟すと赤くなります。
ブラックペッパーは、熟す前の緑色の状態のものを長時間乾燥させたものです。
2️⃣からだへの働き
ブラックペッパーは、末梢の血液を増やしてからだをあたためてくれる働きがあります。
冷え性の方や、冷えによる腰痛や肩こりにも血流をよくしてくれることが期待できます。
グレープフルーツなどとブレンドすると、代謝を向上させてくれたり脂肪燃焼にも働きかけてくれます。
3️⃣肌へのはたらき
敏感肌を刺激することがあるので、フェイシャルにはあまり用いられることはありません。
ただ、手足先のクリーム用に他の精油に少量加えることでしもやけなども穏やかにしてくれるでしょう。
4️⃣こころへの働き〜を選んだあなたはどんな気分〜
ブラックペッパーは、からだをあたためるという働きと同時にこころもあたためてくれるように働きます。
そんなブラックペッパーを選んだあなたは、
職場や学校などの人間関係に少し悩みがあるのかも。
ちょっと人のことが信じられなくなったり不安になっている時に、ブラックペッパーの精油を使うとこころがあたたまり、自分の本当につながりたい人との関係を大切にできるでしょう。
自分にとって、本当に大切な関係をあたためられるとこころの安心感にもつながります。
そして、人とのつながりに感謝して良い愛の循環が生まれることでしょう。
ぜひ、ブラックペッパーの力を借りてみてくださいね。
5️⃣海外気分
胡椒は、インドでは、約2500年前より生活の中で使われていたと言われています。
今回は、ブラックペッパーでインドの旅に出かけてみましょう♪
胡椒はインドからヨーロッパにも運ばれていましたが、大変貴重なものとして扱われていました。
お金と同じ価値があり、お給料として胡椒が支払われたり、土地の代金を胡椒で渡すようにも言われていました。
インドのブラックペッパーは、他の産地のものと比べて粒が大きく爽やかな辛みが特徴とされています。
世界の1/3の胡椒がインドで生産されており、その香り高い香料は様々な料理で使われています。
ブラックペッパーの刺激的な香りにのってインドに思いを馳せてみませんか。
6️⃣ママにお役立ちアロマ活用法
『胸やけや胃もたれに寄り添うアロマオイル』
用意するもの
・ブラックペッパー 1滴
・オレンジ 3滴
・30ccの容器
・ホホバオイル
作り方
①容器にホホバオイルとブラックペッパーとオレンジ精油をそれぞれ滴数入れてふたをしてよく混ぜて完成⭐︎
やさしく、みぞおちあたりに塗布してください
消化機能を調整してくれるように働いてくれるでしょう。
暑い地域で育つブラックペッパーや柑橘系は、暑くて消化機能が弱ってしまうからだによく働いてくれます。
どんな地域で育つのかによって働きかけてくれる特徴が変わるのも植物の面白くて魅力的なところですね!
お試しください〜
購入の参考にどうぞ★
ご自分で精油を使用するのは自己判断になります。それぞれの精油の特徴や用途などを理解して使用するようにしてください。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば嬉しいです。