アロマを始める前に知りたい3つ&ママにオススメな理由

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アロマを始める前に知りたい3つ&ママにオススメな理由

 アロマが何となく良いことは分かっているけど、どんな良いことがあるのか、そもそもアロマって何か分からない人も多いのではないでしょうか。

私も、以前はアロマは癒やされるものくらいの認識しかなく日常で使ったこともありませんでした。 

 でも、出産後アロマのトリートメントを受けたことで、アロマに興味が湧き自分でも使ってみたいと思うようになりました。

りーた

学んでいけばいくほど、植物の奥深さを知ることができどんどん興味が膨らんでいったよ!

そして、子育てでバタバタしていても、とっても簡単にアロマを日常使いできるというのが分かり、普段忙しいママにも伝えたいなと思っています♪

しかも、こころとからだの健康に同時に役立てられるので一石二鳥♪そんなアロマの魅力をお伝えしていきます。

この記事では、

  • アロマテラピー、精油とは何か知れる
  • 精油がこころとからだにどんな風に役立つか分かる
  • アロマがママにオススメな理由が分かる
目次

アロマテラピーについて

1 精油のこと


 精油とは、100%自然の植物から抽出されたエッセンシャルオイルです。


アロマテラピーは、精油を使ってこころとからだの健康に役立てる自然療法です。

アロマのビン

フリー素材ぱくたそ〔hpps://www.pakutaso.com〕

アロマテラピーはイギリス式とフランス式があります


イギリス式

 主にリラクゼーションとして使われています。
日本は、イギリス式が多く知られているのでみなさんがアロマテラピーと聞くと、『癒し』『リラクゼーション』という言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。
「良い香りでホッとする」など、植物が持つ力を考えながら、その中で自分の心地良い香りを選んで使われます
色んな人が使えるように精油の濃度は1%以下で薄めるのが一般的です。

フランス式

 医師により処方され日本で言う薬剤師が精油を調合して医療の一環として使われています。
香るだけではなく、飲む、塗るなど治療や症状に合わせて使い方が違います。
精油の濃度も植物の力を最大限に活かすためにイギリス式よりも濃い濃度で使われます。
良い香りを使うというよりは、治療のためにそれぞれの植物が持つ、薬理作用を発揮させるように医師が選ぶことになります。

ただ、日本では精油は雑貨扱いとなっています!
医療の場で治療や症状に合わせて使うことは認められていません。

日本では、100%植物由来の精油だけでなく、雑貨屋さんなどでアロマオイルと称して化学物質で香りが付け足され、人工的に作られた香りも販売されています。

色んなアロマオイルが売られているので、安易に飲んではいけないので気をつけましょう。

りーた

アロマテラピーといっても国よって使われ方や意味合いが違うんだね。

こころへのお役立ち


1 鼻から脳へ


 精油の分子はとっても小さいので、鼻を通って脳に直接働きかけてくれます


どれだけ小さいかと言うと、その大きさは13ナノメートルです!

りーた

どれくらい小さいか分かりにくいですよね。

例えば、
・細菌が1000から2000ナノメートル
・ウイルスが20から500ナノメートル


なので、細菌ウイルス精油の分子
ということになります。

りーた

細菌やウイルスより小さいんなら体の色んなところに届きそうだね!

精油の小さな分子は、
私たちの鼻の中の匂いを感じとる部分にカチッとはまります。

それに反応して、電気信号となって分子が脳に伝えられます(大脳辺縁系から視床下部や下垂体)

特に大脳辺縁系の中でも大脳核の扁桃体と海馬いうところは、感情や記憶などに関係していてその部分にもダイレクトに精油の分子が伝わります

『この香り懐かしいなー』『あの時の香りだ』って思うことありますよね。
それは、香りを海馬が記憶しているからです。
しかも、自然界の香りは匂いセンサーにカチッとはまりやすいので『あの時の土や花の香り』はしっかり記憶されているかもしれませんね。

そして、主にホルモンを調整している視床下部というところにも精油の分子は伝わります。
精油の中には、ホルモンの調整に役立つものも多く知られています。

りーた

香りがこころに役立つのは、脳へダイレクトに伝わることで精油の持つ働きが活かされているからだね。

からだへのお役立ち


1 肺から全身へ


 精油の分子は私たちが呼吸をすることで、肺の中に取り込まれます
肺の1番小さな単位である肺胞という場所で酸素と二酸化炭素の交換がされているのですが、
この交換の機会に精油の分子は私たちの体の中へ入っていきます。

そして、血液にのって全身に運ばれていきます

2 皮膚から全身へ


 精油の分子は、皮膚の奥にある毛細血管から入り込んで全身へ運ばれていきます
ただ、皮膚の状態によっては精油が取り込まれやすくなったり、逆に取り込まれにくいことがあります。

皮膚は
表皮
真皮←この部分の血管に精油は入ることができます
皮下組織
に分けられます

精油の分子は100~300くらいなので、皮膚の真皮の血管を通してからだに取り込まれます。

ただ、精油はその1滴がとっても濃い成分です。皮膚への刺激やからだへの負担を考えて基本的に原液では使いません。使うときは、キャリアオイル(植物油)と呼ばれるものに薄めます。

そして、キャリアオイルの分子量が1000前後です。

精油はオイルと仲良くくっつく特徴があります。精油の分子が100~300でも分子量が1000前後のキャリアオイルとくっついたら、皮膚への浸透具合は変わってきます。

それでも、肌のバリア機能や保湿には十分役立ってくれます。

ママにアロマは相性が良い


1 簡単に取り入れやすい


 精油や、無水エタノール、キャリアオイルを揃えてしまえば、混ぜるだけで簡単にアロマスプレーやアロマオイルを作ることができます。

私も時々作りますが、ものの5分もしないうちに完成してすぐ使えます。

一回作ると保管状態にもよりますが、2週間くらいは使えるので忙しいママにピッタリです。

そして、ブレンドされたアロマオイルを買うよりも手軽で安く、好みや体調に合わせた自分だけのアロマブレンドができるのでオススメですよ。

アロマを初めてみたい方にオススメのキットもあります。アロマストーンに精油を垂らすだけで香りを楽しむことができるので気分を変えたい時に手軽に使えます♪

2 ママと家族のお守りに


 先ほど、お伝えしたように精油はこころとからだへ働きかけてくれます。


夜、精油をティッシュに垂らして香りをかぐだけでも脳に働きかけてくれて入眠を助けてくれますし、ハンカチに好きな香りをつけて持ち歩くとこころのお守りにもなってくれます。


家族に持たせてあげることもできますし、癒しの他にも精油の成分が直接私たちのこころとからだに寄り添ってくれるのは心強いお守りですよね。

ラベンダー

フリー素材ぱくたそ〔hpps://www.pakutaso.com〕

まとめ

・精油は100%自然の植物から抽出されたエッセンシャルオイル
・アロマテラピーは精油の中の薬理作用を用いて人の健康に役立てる自然療法
・アロマテラピーはイギリス式とフランス式がある
・日本でアロマは雑貨扱い
・精油は鼻から脳へ、肺、皮膚から全身へと運ばれる
・アロマは簡単にクラフトできて、生活の様々なシーンで活用できるので忙しいママにオススメ

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この記事を書いた人

6歳、4歳、1歳の3児のママ
現役保健師
産後のしんどい時期にアロマでこころが軽くなった経験からアロマを学び始めました。産前産後や子育て中のママがこころとからだを大切にして自分らしく子育てできるような発信をしています。

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